シリーズまで組んで「超加工食品」なる概念を揶揄し続けているが、それは、単に、恣意的な基準を持ち込んで科学を歪めることに対して腹を立てているからに過ぎない。
但し、こんな胡散臭い学術用語を発案し、拡散しようとするモンテイロ博士の異常な愛情、もとい、異常な情熱について、全く同情に値しないと思っている訳ではないのだ。
ブラジルに限らず、南米諸国は一時期、アメリカの(経済)実験室として利用された。今でもそうだ。それに対する反動の流れの中で生まれたのが、この「超加工食品」なる「政治活動用語」である。
もし、貴方がこんな状況の国の公衆衛生部門で責任ある立場に立たされたならば、消費者の健康状態を一切顧慮せずにたくさん売りつけることだけを目的とした企業の振る舞いに対して、反感を覚えないだろうか?
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ジャンクフード(有害加工食品)産業に対する闘い