「正規軍」の制服組のトップは、率直に見通しの厳しさを語っている

 英国国防省や戦争研究所の「分析」とやらは全く当てにならないが、正規軍の制服組のトップはさすがに冷静だ。エコノミストも軍事方面では大した分析力はないが(※)、このインタビューは興味深い。

 西側諸国からプレゼントされた砲弾を惜しげもなくぶっ放してさえ戦線を東に進めることができないのだから、露軍のしぶとさは相当なものだと考えるべきだ

 なお、奪還した、と言われる地域は、いずれも露軍の撤退が先行している。

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An interview with General Valery Zaluzhny, head of Ukraine's armed forces

https://www.economist.com/zaluzhny-transcript

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 ところで、この総司令官殿のお見立てでは、開戦前の状態に持っていくためには、戦車も車両も砲台も、あと数百は必要なのだそうだ。でも、これって、現状での奪還は不可能だと告白しているようなものだよな。

 

※ 他の分野なら優れた分析力がある、、、とは限らない〈笑〉。