2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

《雑談・放言》 金融「市場」?

手持ちのカネを駒にして丁半バクチを打っているだけで、何も価値を生み出していないのだから、これを市場と表現するのは誤りで、金融「賭場」とでも表現した方が良いのでは? これを「市場」と表現してしまうから、確証バイアス全開の亜・インテリ経済学徒が…

ファクターXとは、海草のことだったのか?

眉に滴り落ちるほどたっぷりと唾をつけてからお読みいただきたい〈笑〉。くれぐれも化かされないように。https://academic.oup.com/nutritionreviews/article/79/7/814/6042365#259987239 これは、典型的なnarrative review(叙述的レビュー)形式の「論説文」…

政府支出の拡大を声高に唱える人は、とりあえず、この問題から取り組んでみてはいかがかな?

民間企業への介入はハードルが高いが、公的部門の変更は、その気になれば、すぐ実行できる筈だ。 その気になれば・・・の話だけど。https://diamond.jp/articles/-/273622

割り算じゃなくて掛け算だよ

既発債の総額をGDPで「割り算」するという発想が、既に大きく間違っている。だから、新しい理論だと言われても、「今度こそ違う」とばかりに飛び付いてはいけない。https://hatsugentoday.hatenablog.com/entry/2021/06/10/135818 必要なのは、既発債の総額…

編集委員たちも動揺しているみたいだな〈笑〉

前向きコホートのsystematic review & meta-analysisは、一般にエビデンス・レベルが高いとされている。だから、このタイプの研究の大半に瑕疵が認められた、などという論文を見たら、栄養疫学クラスターの皆様方は、心穏やかではいられない筈だ。当然、同論…

「系統的レビュー」とか「メタ解析」とか書いてあったらエビデンス・レベルが高いから信頼できる・・・と思うよな?

ところがどっこい〈笑〉。 信頼できる論文データベースからランダムに選んだsystematic review and meta analysis(但し「栄養学関連」の「観察研究」)を子細に検討してみたところ、なんと!(⇦いや、力まなくてもいいから)その大半に、何らかの研究手続き上の…

現実って、不確実性に満ちたものだよ〈笑〉

これは政治的な思想・信条だけじゃなくて、宗教も一緒だろうな。原理主義的な傾向が強ければ強いほど、不確実性から目を背ける効果は高そうだ。耐容性の低い脳が先か、原理主義的な志向が先か。ニワトリとタマゴみたいな話だ。 で、目を背けることができない…

ピケティの論文の紹介の紹介  hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) (記事の紹介)

「バラモン左翼」「商人右翼」という用語を定着させようと、しつこく、おっとっと、粘り強く研究を続けるトマ・ピケティ先生の共著論文が公開されていたようだ。誰でもダウンロードできるが、全部読むのはなかなか骨が折れるので、濱口桂一郎氏がツマミ出して…

地中海型食生活+赤身肉というアピールの仕方なら欧米のインテリに受け入れられやすいのだろうな 世界の最新健康・栄養ニュース(記事の紹介)

一つ前のエントリーと全く同じネタだが、日本語で簡潔にまとめてくれている。この話題は取りあげてくれるんじゃないかと思っていたので、予想が当たってちょっと嬉しい〈笑〉。担当者よ。お前とはいい酒が飲めそうだ(⇦なんか、すごく偉そう)。 ところで、タ…

赤身の肉が悪いのではなく、食べ過ぎがいけないに決まっているじゃないか! EurekAlert! Science News(記事の紹介)

野菜や果物を多目に摂るような食生活なら、脂身の少ない牛肉を一日に75g位食べたところで、悪影響などありはしない。例えば、牛丼チェーンの「並」は脂身の多い部位を80gほど使っているので、毎日となると飽和脂肪酸の量が(少々)気になるが、実験で使用され…

農業従事者を侮辱するデマ AGRI FACT(記事の紹介)

大元のデータを歪曲したり、自説に都合良く切り貼りして紹介するような輩にも呆れるが、いつの時代にも、どこの国にも、詐欺師というのはいるものだ。しかし、それを鵜呑みにして元のデータを確認しないような手合いがジャーナリストだったり医師だったりす…

【寓話】瓢箪の中の米を握りしめて離さない猿

五輪の準備に既に費やした額が1兆を大きく超えて2兆に及んでいたとしても(賄賂を含めたら、もっとかな?)、日本国民全体の経済活動から見れば、些々たる規模である。さっさと見切ってしまえばいいのだ。穴から手が抜けなくなった猿じゃあるまいし〈笑〉。 今…