【寓話】瓢箪の中の米を握りしめて離さない猿

 五輪の準備に既に費やした額が1兆を大きく超えて2兆に及んでいたとしても(賄賂を含めたら、もっとかな?)、日本国民全体の経済活動から見れば、些々たる規模である。さっさと見切ってしまえばいいのだ。穴から手が抜けなくなった猿じゃあるまいし〈笑〉。

 今、必要なのは、札束で製薬会社の横面を引っぱたいて(借金で得た札束で構わない)、各種ワクチン、及び、治療薬を確保することである。


 ところで、穴から手が抜けなくなった猿の話だが、出所を調べてみて、思わず笑ってしまった。サミュエル・スマイルズの『セルフ・ヘルプ』だったのだね(邦題はもちろん『自助論』)。

 「自助」という言葉が大好きな政治家のセンセイに伝えてくれる方、どなたか、いらっしゃいませんかね。今の貴方の顔、穴から手が抜けなくなって放心状態の猿みたいですよ、って。何でも、今、内閣総理大臣を勤めておられるらしいのだが、、、

 

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