別に財務省が「税は財源ではない」とかいうタワゴトを認めた訳では無いだろうに〈呆れ〉

 カルト的な経済学説(モドキ)を信仰しているせいなのか、認知の歪みがスゴイ〈笑〉。まるでストーカーか関係妄想症患者のような「理解」の仕方である。少しはマトモになっているかと思って久しぶりに覗いてみたら、相変わらずだった。

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ついに「税は財源ではない」を財務省が認めた | 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12827928935.html

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 もちろん、税は財源であって、それだけでは足りないから民間部門から借金をして使っている、というのが正解である。減税したら、よほど経済活動が活発化しない限り税収が減ることが予想されるので(*)、その分、借金を増やすことになるだろう、というのが財務相の発言の趣旨であるに決まっているではないか。

 税は財源であると「同時に」、再分配のための制度として「も」、望ましくない行為を抑制するためのツールとして「も」機能しうる。1か0かでしか判断できない単純脳を、まず直しなさい。そんなことだから、カルト学説に騙されるのだ。公の経済・財政政策に口を挟むのは、それからでいい。

 

* 脳内でラッファー曲線を引くことはできるが、現実はその通りに動いてはくれない。

 ちなみに、以前、言い出しっぺのラッファー氏がトランプ政権に熱心に(減税)政策を売り込もうとしていた、という話を聞いて、声を出して笑ったことがある〈笑〉。