北朝鮮の「トンピョ」 (中央銀行が発行した金券ならキチンと流通するのだろうか?)

 朝鮮民主主義人民共和国は、独立国で中央銀行を持っている。記事中に五千ウォンが約65円などと書かれているので、一応、変動相場にさらされてはいるのだろう。

 最新の経済学説(モドキ)によれば、そういう国は、税収など気にすることなく、国民の福利厚生を向上させるべく通貨を発行すべきだろう。何せ、税は財源ではないのだそうだから。

 でも、そううまくはいかないと思うけどなあ〈笑〉。(⇩)

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishimarujiro/20211113-00267730

 ここ2~3年、税は財源ではないとかいう「意見」を目にするが、税収を裏付けとした国債の発行と、大規模かつ安定した国債市場の確立によって、一見、税が財源ではないかのように錯視されているに過ぎない。