「スマート」という単語が入っているだけで、中身を確認すらしないで、脊髄反射的に敵認定する態度をなんとかしてもらいたい。
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農業基本法改正は、食料安全保障を強化するのか? | 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12834654269.html
正直「スマート農業の普及」と入っでいる時点で、不安しかありません。
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確かにネーミング・センスが酷いとは思うが、スマート農業というのは、要するに、ヒトが手作業で行っていることを機械に置き換えていく、というだけのことだ。「今ごろ、そんなことを言っているのか」とか、「遅いんだよ」という批判はありえても、「不安しかありません」などという寝ぼけたコメントはありえない。農研機構はおろか、農水省のHPの該当箇所すら参照せずに発言していることがバレバレである。就農人口が減っていくのに、「生産性の向上」は図らなくていいのかい〈笑〉?
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日本の食料安全保障の危機レベルは、もはや「作文」でどうにかできる水準ではないのです。
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「作文」を批判するなら、ぜひとも、有機農業比率25%などというポエムを書き連ねている「ゆるふわ官僚」をターゲットにしてほしいものだ〈笑〉。しかし、もっと重要なのは、農水省関連の予算を増やしたところで、さしたる食料自給率の向上は望めないことだ。
もちろん、個々の研究・開発や実証実験はスムーズに進むようになるだろうが、人手不足でせっかく得られた知見が活かせない、という状態に陥ることを覚悟しておかなければならない。