別に肉じゃなくても必要なタンパク質が得られればいいじゃないか

 、、、という発想には、なかなかなれないらしい〈笑〉。宗教上の戒律を背景に持つ精進料理やカルト的な思想に基づくマクロビオティックでさえ、植物性の食材で(わざわざ)肉や魚を模したレシピがたくさんあるぐらいだから、これは、しょうがないことなのだろう。だって、にんげんだもの(©みつを)。

 ところで、こちらは、人工的に「肉」を作る研究への投資が激減し、開発企業が存続の危機に直面しているというお話。

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"Fake Meat Looks for Revival After Boom Fizzles Out

https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2023-09-29/global-food-roundup-fake-meat-needs-revival-to-lure-back-consumers

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 インフレの影響で割高な食品に対する購入意欲が減退するだろう、という「予想」が、手のひらを返したような投資の減少につながっているのだそうだ。ホントかなぁ?

 その他の理由として挙げられているのは、加工度の高い食品が人間の食欲を狂わせるのではないか、という懸念だそうだ。しかし、これは、超加工食品とかいうタワゴトをテーマにしたインチキ論文をロクに検証もしないで面白おかしく報じてきたマスコミの責任だろう。断っておくが、ブルームバーグも無罪じゃないからね〈笑〉。

 

 今こそ日本はこれを好機と見て豆腐バーガーと豆腐ナゲットの輸出を推し進めるべきだろう(⇍いや、たぶん違うと思う)。