【たんぱく質】日本人のデータなので、それなりに参考になりそうだ(京都亀岡研究)

 食事に使用する食材の種類という観点からの研究。筆頭著者は健栄研の研究員なのだね(⇩)。

https://consumer.healthday.com/tanpakuzhi-notui-jiang-liang-woman-tasuniha1ri-he-pin-shi-berubeki-jing-du-gui-gang-yan-jiu-2656789206.html

 紹介記事としては、こっちの方が読みやすいかもしれない(⇩)。

https://dime.jp/genre/1330312/

 ただ、これは、(フレイル予防のための)タンパク質量を確保するために必要な食材の種類の参考値だ。その他の必須栄養素を考慮に入れれば、当然、この数は増えていくだろう。

 こうしたアプローチの背景には、(おそらく)かつて厚生労働省が推奨し、その後、裏付けになるエビデンスが乏しいとして撤回された「一日30品目」なる基準がある。私など、当然なんらかのデータに基づいて提唱されているものだと思い込んでいたので、そういう理由で撤回されたことに腰を抜かさんばかりに驚いた。

 しかし、今回の調査結果を見ると、あながち的外れだったとは思えない。何しろ、たんぱく質の量を確保するだけで20品目ぐらいは必要だというのだから。