デフレ脱却を巡る雑談

 定点観測されたデータで持続的に物価が下落していなければ、別にデフレでも何でもない。それ以外の条件をあれこれ持ち込んで論じようとする連中は、邪な目的を持った輩だと考えてよい。

 このところ顕著になってきただけで、ずいぶん前からマイルドな物価上昇が長期的な傾向だったから、実際にはとっくに脱却していたのだが、それでも、こんな「発言」をしてしまう現役の大臣がいる。ちょっとビックリ〈笑〉。

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デフレから脱却したとは考えず=鈴木財務相 | ロイター

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/WXI6FRLNWZPRFH7QAZJBCW3WNE-2024-03-08/

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 まァ、物価云々の問題というよりは、立場上、財務官僚の意向を汲んで発言せざるを得なかっただけなんだろうけどね゙。QQE継続中は利払い費の上昇を考えずに済むから。日銀への控えめな懇願といったところだろうか(*個人の感想です)。

 でも、きついことを言うようだけど、日銀の働きかけがない状況下での国債金利について考えた上で、対処法を考えておくのが財務官僚としての義務だと思うぞ。やり繰りがすっごく面倒くさいと思うが、、、

 

 

 ところで、この問題に関する、我らが愛すべき積極財政派の見解は、、、どうでもいいや〈笑〉。