大部屋で同居人全員がが雑魚寝、、、などという環境であれば、感染症に対して脆いのは当たり前のことだ。これは米国での調査だが、人種によって顕著な差が見られた英国でこそ実施して欲しかった。
ミシガン大学の調査に拠ると、50歳から80歳の家族(同居人)がいる成人の内、感染者を隔離できるような別室が無い、と答えた人の割合は、ヒスパニック系で31%、黒人で25%、白人で14%とのこと。
経済的には中間層から貧困層へと落ち込みつつある白人であっても、古くからの慣習のおかげで、個々に自室が持てるような住環境を選ぶのだろう。たとえ、それが、古くてオンボロな借家であったとしても、である。
Poll shows inequality in older adults' ability to isolate a COVID-positive person at home
3-FEB-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/mm-u-psi020321.php
実は、当ブログでは、昨2020年、5月28日のエントリーで、グラスゴー大学の研究者による論文(血中ビタミンD濃度よりも人種の方が大きなファクターであることを示唆したもの)を紹介した際に、この「居住形態」という視点について、既に言及している。
いやぁ、俺って、何て先見の明に富んでいるんだろう!(⇦おい、誰か殴れよ。このオヤジを!)