事実を正しく認識できない国際政治学者

 国際会議の席で、ちょっとしたアクシデントがあったらしく、議長を務めたホスト国の議員さんが、お怒りのようである。

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トルコ国会議長、ウクライナ国旗を広げる行動を非難 - 黒海経済協力機構国会議員会議

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/r/News20230506_154231.html

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 どう考えても、ウクライナ代表団の行動が非常識である。議長としては、これを制止し、従わない場合は退場を求めるのが当然だ。 

 ところが、どっこい〈笑〉。

 この国際政治学者(※)は、こんな短い出来事を正しく認識して紹介することすら出来ないらしい。

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https://twitter.com/KS_1013/status/1654344264854441984

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 アメリカあたりのシンクタンクからカネをもらって世論操作を試みている、というのなら理解できるが、そうじゃなかったら、やばいレベルまで認知が歪んでいる。

 さぞかしユニークな「研究」で学位を取得されたに違いない〈笑〉。

 

※ 鈴木一人(’70~)という人らしい。専門外のことで間抜けなコメントをしてしまうのならともかく、自分の専門にも関係のあるごく単純な「事実」について、こんな発言をする教授って、東京大学公共政策大学院としてはどうなんだろう?

 これでは、最近テレビに出なくなった(出られなくなった?)あの女の人と大して変わらないレベルじゃないか〈笑〉。

 

《追記》

 「越前」なる人物のコメントに「国際的な場所でぶん殴るのは政治学者的には問題ないのは勉強になりました」とあって、声を出して笑ってしまった。この人は動画を確認して、経緯を正しく把握しているようだ。