「選択と集中」とかいうタワゴト

 当たり籤だけに全額突っ込むことができるなら、そりゃあ、リターンは大きいだろう。だが、籤というのは、事前にはどれか当たるか分からないからこそ籤なのだ。「選択と集中」とかいうタワゴトを唱えたのは、その程度の常識すらない輩であったに違いない。

 「薄く広く」の方が遥かに適切だろうと思うよ。

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https://www.tsukuba.ac.jp/journal/society-culture/20230822143000.html

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 衰退先進国(*)が「選択と集中」などと言っているのを見ると、負けの込んできたギャンブラーが大穴ばかりを狙って有り金を失っていく姿を連想してしまう〈笑〉。

 

* よく、日本を指して「衰退途上国」などと自虐的な呼び方をする連中がいるが、もっと前向きに、「衰退先進国」と呼ぶべきであろう(⇐いや、全然前向きじゃないと思うぞ)