【過去記事の再掲】口先だけの方向転換

 手持ちのカネを転がすだけで最大限の利益を得ようとしている連中の巣穴にノコノコ出向いていって、自国を儲けのための道具ででもあるかの如くアピールする内閣総理大臣〈笑〉。まるでギャグ漫画である。

 しかし、まあ、そういうアピールをするように進言するような輩が政策決定に近い場所にいることは、半年前からはっきりしていたのだけどねえ(⇩)。


よろずおぼえがき

2021-11-14

口先だけの方向転換

 言っていることとやっていることの間に大きな矛盾がある場合、大抵は、やっていることの方がホンネに近い、と言っていいだろう。

 何かしらの理由をつけて「あの人物」を政治家や官僚と定期的に接触できる環境に置くこと自体、ひどく国益を損なう行為である。これでは、とても期待できない(⇩)。

https://www.sankei.com/article/20211109-2M62SMMC4BJNBG5YGLFQAEEPOY/

「政府は9日、社会のデジタル化を加速させるため岸田文雄首相が設置を表明した「デジタル臨時行政調査会(臨調)」と「デジタル田園都市国家構想実現会議」に参加する民間有識者を発表した。デジタル臨調にはIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子会長ら8人を起用する。デジタル田園都市会議には竹中平蔵慶大名誉教授や80代でスマートフォンアプリを開発した若宮正子氏ら14人が名を連ねた。」 

ceo9266


(⇧)今後、何かやらかす度に、「公益資本主義」とやらの提唱者およびその周辺から、「岸田さんは、本当は分かっておられる」といった擁護論が出てくるかもしれない〈笑〉。