超加工食品とかいうタワゴト③

 「超加工食品」なる概念自体かなり恣意的なものである上に、企業側のコマーシャルに対抗して、反・たばこキャンペーンのようなやり方に学ぼうというのだから、学会誌のオピニオンとしては如何なものかと首をかしげざるを得ない。

 何より、超加工食品の有害性を示すエビデンスなるものの大半は、実はかなり杜撰な「研究」である。

 公衆衛生の分野でも変なインテリが跋扈し始めているようだ(⇩)。

https://www.eurekalert.org/news-releases/938280

 例によって国立健康栄養研究所が紹介記事を出してくれているが、どういうわけかタイトルが“超加工食品の害を明らかにするための健康キャンペーン”となっていて「たばこスタイルの」に該当する表現がない。日本国内での禁煙キャンペーンの「手口」に何か後ろめたいことでもあるのだろうかね〈笑〉?

 それに「害」って、、、(⇩)

https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=76797&-lay=lay&-Find.html

 たとえば、青のり風味の刺身こんにゃくと柚子風味の田楽味噌がセットになった製品が売られていて、これなどは間違いなく超加工食品に分類されると思うのだが、そんなに「有害」なものだろうか?